
野生キノコ
友人A君から突然、かなり長い携帯メールがあった。
興奮気味で、「新型インフルエンザウィルスによるパンデミック(世界的大流行)
で大変なことになりそうだ・・・。そのときに備えて、水、食料、薬を備蓄して家
に立てこもるつもりだ・・・」とのたまう。
かなりパニクっているようにさえ感じる。
そもそも”ウィルス”って何だという話である。
ウィルスとは、ラテン語で「毒」とい意味が語源であるという。
大きさが半端でなく小さく、20~970ナノメートル(nmは、1mmの100万分の
1)で細菌より小さく、電子顕微鏡でしか見えないのだそうである。
やっつけるにも、蚊やゴキブリとは大違いに小さくどう退治したらいいのか。
また、そのウィルスは、遺伝子のDNAかRNAの一方を持ち、タンパク質の殻で包
まれていて、単独では自己増殖できないが、生物に寄生(感染)することで増殖
する毒を持った生物と無生物の中間の存在であるという。
わけわからん奴である。
今まで、ウィルスでは、エボラ出血熱とか、サーズとかいった脅威もあったが、
いまや鳥インフルエンザが注目である。
4~5年前ごろだったか、日本でも大流行して、予防のために大量のニワトリが
殺され、白い服で全身を包んだ人がそこら辺を消毒しまくっているテレビ映像が
流されたことは記憶に新しい。
問題は、もとはよくわからないが、動物同士の狭い弱毒感染がヒトに感染する
ようになり、それが広がりやすく、毒性が非常に強いことなのである。
最近のH-5・Nー1型トリインフルエンザの毒性は、世界的流行(パンデミック)
となると日本で60万人、世界中では最大1億人の死者が出るという試算もある
くらいである。
(ヒトインフルエンザ自体が、トリインフルエンザが突然変異して生まれたと考え
られている)
それに、最近でもH型に14種類、N型に9種類あるといわれ、ヒトインフルエン
ザでもA・B・C・Dがあるし、都合何種類あるのか検討もつかない。
原因は、ウィルスが遺伝子交雑で変異を繰り返し、日々進歩していることにあ
るらしい。
どういうことかというと、ウィルスも生き残るために必死なのである。
次々と新しく感染力や毒性を強くしてヒトに負けまいとがんばっているということ
だ。
リチャード・ドーキンス著の「利己的な遺伝子」を思い出す。
生き残るには、ウィルスも格好かまわず、品性をなくしているようにさえ見えるの
である。
さて、話をもとにもどしてH-5・N-1型トリインフルエンザであるが、今までに
東南アジアのベトナム、中国、インドネシア、香港などで死者も出ている。
インドネシアのスマトラの人口1300人の小さなクブシンブラン村では、2006
年5月4日に病気のトリに触れてプジ婦人が高熱を発し翌日死亡。
看病した家族や見舞いに来た親戚6人に感染し、5人が死亡。
レントゲン写真を見ると、肺が真っ白で重度の肺炎で、呼吸困難から死亡してい
る。
(アジア、中東で2008年1月3日現在、348人が感染し、216人が死亡。致死
率60%くらいである)
この辺のことを参考にして、1月12日9:00pmから、NHKスペシャル・最強ウィ
ルス第1夜「ドラマ”感染爆発”~パンデミック・フルー」が放映されたらしい。
三浦友和や麻生祐未が出演していた。
翌日の13日には第2夜「調査報告・新型インフルエンザの恐怖」が放映される。
再放送が、15日、16日に放映され、”かずぼう”は食い入るように画面を観続
けて、深夜だったので今も眠いのである。
第2夜もすごかった。
実際にこのフルーが流行してパンデミックになったらどうするかである。
初めは、「封じ込め作戦」で、外出禁止、交通機関停止・・・それは可能か?
新型のワクチンは、作るのに半年くらいかかる。
まあ効くとされるタミフルは、現在どのくらいの量あるのか。(何人分か?)
優先順位、つまり誰から注射するのか?
警察関係、医療関係が優先されるが、その後は老人からか、子供からか?
いったん感染を起こすと、高熱が出て、咳は止まらず、肺、肝臓、腎臓、脳に障
害が起き、呼吸困難におちいる。
病院の医師や看護士は足りるのか?
ベッドは十分あるのか?
ひとつ何百万円するといわれる人工呼吸器は、足りるのか?
さらに怖いのは、医師や警察、自衛隊関係の人々が、感染が怖くて仕事を放棄
して逃げ出す可能性もあることである。
こうなれば、お手上げであろう・・・。
(WHOやアメリカでは、結構真剣に対策を考えている。日本はどうなのか?政治
家たちよ、選挙のことよりも、このことのほうが先決でっせ!)
考えるだけでも恐ろしい。
「国家の危機」いや、「人類滅亡の危機」である。(パニクリそう)
やっぱり、A君のように、水、食料、薬を備蓄して、家に閉じこもりしかないのか。
日ごろから体を鍛えて、病気に対する抵抗力、つまり免疫力を強くしておくの
は大切になろう。
暴飲暴食の禁止、酒タバコの禁止、よく寝て、よく運動して、栄養のバランス
を考えて、ストレス少なく、悪いことはせず、「清く、正しく、美しく」生きよう!
(ちょっと違うかな?)
ここだけの話であるが、A君の情報によると、タミフルよりも、タンポポエキスが
効くらしいし、漢方では、「麻黄湯」、「麻杏甘石湯」、「白虎加人参湯」も良いら
しい。
早速、薬局に走ろうっと!
P・S
今朝の京都新聞の地方版には、ちょうど「新型インフル感染防げ!」のタイトル
で、京丹後・久美浜病院で職員らが患者搬送などの訓練(DRILL)を16日にした
という記事が載っていた。
この”コインシデンス”に驚き!
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