「人生は点線である」

「丸い石ころに描かれた猫の絵」
在所では、結構有名な作家さんです
自分家の猫の写真を持っていけば描いてくれるそうです
久しぶりに、養老猛司さんの最近の著書「養老訓」を読んだ。
彼は70歳になるそうである。
それを記念してこの書は刊行された。
この中の「人生は点線である」という一節は、「死」についての話である。
簡単にいえば自分の死というのはどうせ客観的に見ることは出来ない
のだから考えても無駄だということです。
単純明快の「死」についての考え方である。
さらに続ける。
わたしは最近、「人生は点線だ」と言っています。
意識を考えてみれば点線だということです。
誰でもしょっちゅう意識が切れているじゃないですか。
夜寝るとき、昼寝するとき、必ず意識が切れます。
毎日毎日、無意識状態を経験しています。
死ぬということは最後に意識が切れてもう戻ってこない状態です。
その戻ってこないことを、皆さん心配しておられるようです。
でも、そんなことより、今まで何回切れたか考えてみたことはあるので
しょうか。
その都度、そういう心配をしたのでしょうか?
「また帰ってくるかも、しれない」くらいに思っておけば、死ぬことはそん
なに恐くないのです。
今までと別に変わりないでしょう。
そういえば、水上勉さんも、「毎日、夜、寝床に入ると、死んで、朝また生
き返るのだ!朝、目がさめると、生き返った!助かった!今日も頑張ろう!
そういう覚悟で一日を過ごしている」というようなことを言ってらしたのを思い
出す。
さらに、こう締めくくる。
心の持ち方として、寝るときと同じくらいに考えておけばいい。
どうせ死ぬことは、よくわからないことなのです。
死ぬということを素直に人生の一部として当然考えに入れておく。
それがやっぱり自然ですから。
なるほどね!よくわかりました。頭ではね・・・。










Recent Comments